以前、ほんのひと時ではありましたが、古銭を集めていたことがあります。
現代社会で普通に使われている硬貨とは違って、とても味わい深いものを古銭には感じることができたからです。
かなり希少価値のものはそれなりの値段がしました。そして、この趣味は二年ぐらい続きましたが、その後、興味が無くなってしまったので古銭をお店で買取ってもらうことにしました。
この時に買い取ってもらったお店は、もともと自分が古銭を購入して出入りしていたお店です。
お店の店主ともすっかり仲良くなっていたので、気軽に査定してもらって契約成立、そして現金を手にしました。
自分が行ったようにもともとひいきにしているお店があれば、古銭の買い取りを行ってもらうのはそのお店が良いでしょう。
和やかな雰囲気の中で買い取ってもらうことができ、しかもサービスをしてもらえる可能性があるからです。
通常の買取価格よりも高い査定額を提示してくれました。とても満足のいく内容で良かったです。
古銭の価値は期待しても付かないもの
古銭買取している骨董店には、歴史的なコレクションが並んでいるため、まずは、自分の古銭がこうしたコレクションの中に入っているのかをチェックしてみましょう。
裏面をチェックしてみれば、1668年文銭であるのか、1737年小梅銭類であるのか、こうした年号までが分かります。
裏面には、文・千・久などの文字があるので、束になった古銭を持っているのなら、一度選別してみましょう。
以前、古銭買取サービスを利用してみたところ、パパッと選りすぐられた挙げ句、文銭正字背文という古銭数枚のみを査定してもらう結果でした。
価値がないことが、鑑定士の手の動きだけで素人目でも分かるほどです。
その中でも、高価である期待だけを膨らませていただけに、流通量も発行枚数も多く、希少性はない話に肩を落としてしまいました。
手元に持っておいても価値が上がることも下がることもないので、売らずに引き取りました。査定も無料の骨董店でしたから、損はしていません。